力まず、恐れず、スピーディーに ベーシック社長ブログ

一番町にある株式会社ベーシックの社長ブログです。

理想を持たないリーダーから非凡な結果は生まれない。

自分のチームは凡庸な結果となっている。

もし、あなたがリーダーでこのような感覚を持っているとしたら、おそらくあなたはチームの理想を持っていないのではないだろうか?

今回はその理由を説明していきたい。

この話は「現実」を重力と例えるとわかりやすい。
「現実」は常に重たいもので、いつでも目の前に横たわっている。一方理想はその重力に逆らって月に向かうロケットのようなものであり、飛び立つには相当のエネルギーを必要とする。
向かうべき目標を定め、仲間を集めて、飛び立つ準備をする。

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理想に向かうエネルギー=本人の熱量とすると、そのエネルギーを持てている人はおそらく周囲を巻き込み、何としてもその達成に向けて問題解決しながら動いているはずだ。
どの組織においても、結果を出せている人は大なり小なりエネルギー量が多い。

一方、理想が描けていない人は、現実を突きつける今の出来事や、メンバーの意見に左右されてしまっているはずだ。
多くの意見を取り入れるが故に、エッジが立たず、プランも平凡なものが多い。

メンバーの意見や、顧客の意見は大切だ。
しかし、時には進むべき道を誤らせることもある。
その時に必要なのはチームが進むべき理想の姿だ。
その判断をすることはチームの理想を叶えることに繋がるのか、先々本当に顧客のためになるのだろうか?
このような思考は理想なくしてはありえない。
そして理想を持ったときに初めてこだわりが生まれ、現実の出来事と戦える。

ちなみに理想を描く上で、有効なものは”簡単にはできないこと”であること。
誰でもできそうなことは理想とは呼べない。
簡単にできないことであるから、ワクワクもできるし、実現したときのインパクトは大きなものになる。
後述するが、思考力を高める上でも効果は高い。

チームに理想がないことで起こる事。

あなたのチームでこんな事は起こっていないだろうか?

  • 顧客の意見を優先して、チームとしてのルールが無視された。
  • メンバーの現実的な意見を尊重したら、目標達成が遠のいた。
  • 現実的な計画を立てたら、誰もワクワクしない計画になった。

チームに目指すべき理想がない場合、発生するのは近視眼的かつ現実的な積み上げの仕事でしかない。
それは、ゴールにたどり着くか着かないかわからない仕事だ。
チームメンバーはベストを尽くしたつもりでも、なぜか達成できない、形になっていない、もしくは凡庸な結果しか生まれない。

”どのようにしたら”と考える。

理想が持つ力は、我々の想像をはるかに超えている。
人は理想を持ったとき、”どのようにしたら達成できるか?”と考え始める。
つまり自然にその対象を叶えようとし始める。
一方では今を前提として”せいぜいこれくらい”と考えると当然そのあたりに結果は収斂する。

なのでリーダーが理想を持っていないチームが、なんのサプライズも無い凡庸とした結果になるのは当然なのだ。
前者も後者もある意味望んだ世界を求めてはいるが、前者は理想実現のため、後者は現実的な結果のためだ。どの視点で自分の思考力を行使するのか。そこにも理想が影響している。
やはりコツは理想を持つことだ。

理想は一人で持つ

理想の姿をメンバーと一緒に考えようなんてことはしない方がいい。
なぜかといえば、その理想はだれのものでもなくなり、結果絵に描いた餅、形骸化が進むお飾りになるからだ。
誰になんと言われようとも、貫きたい理想を描き、伝えることがリーダーの仕事であり、メンバーがすべきはその理想に乗るか乗らないか(共感するかしないか)を決めるだけだ。

共感や賛同の無い理想では、非凡な結果は生まれない。
馬鹿げていたとしても、聞いてワクワクするようなことや、思わず笑みがこぼれるような仕事は参加者全員が楽しめることだ。
その結果がどのようなものであっても、そのプロセスに得るものは多い。

繰り返しだが、自分のチームの結果が凡庸だと感じているのなら、
まずすることは、あなたがチームの理想を持つことだと僕は強く主張したい。