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力まず、恐れず、スピーディーに ベーシック社長ブログ

一番町にある株式会社ベーシックの社長ブログです。

来期の計画を立てるときに気をつけたいこと。

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年末も差し迫って来た今日この頃、来年の事業計画を立てている方も多いのではないでしょうか。
僕らベーシックの面々もまさにガシガシと詰めている段階です。そんな中、今回は計画を立てる上でのコツをお伝えしたいと思います。

今回は計画を任されていて「わかんねー」とか「細かくやっても大差ないよ」と思っている、そんな新人マネージャー向けに書いてみました。※全体の戦略は既に決まっているという前提です。

その1.馬なりでもできるレベルは忘れる。

まず、あなたのチームで当たり前のようにできる部分は早めに計画に盛り込みましょう。

計画を立てる上で大事なのは、どれだけ具体的に施策のイメージを持てるかです。なので、当たり前にできることは、早々に計画に盛り込み、早めに思考から抜き去りましょう。

時間をかけるのは、考えてもなかなか具体策が出てこないものに対して、です。施策の一つ一つの精度が、あなたの計画に現実味を与えてくれるはずです。

図にするとこんな感じ。
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左から目標数字(この図でいうと100)、その次が馬なりでできる部分です。馬なりのトップライン(この図では50のライン)を基準点にして、それより上の部分に集中するようにしましょう。

これらは、実行フェーズでも同じことが言えます。

まず、馬なりのトップラインを0(例:馬なりを100やれば全体達成率50%)にして考える。そうすれば、そのトップライン以降の達成率を見ていくことで取り組みの視座は自然と上がります。

加えて、施策を組む際には120%以上の達成を目指す施策の量が適当です。そもそも計画した施策を実行して全てがうまくいくことはまずありません。ですから、それらを見越して多くの打ち手を用意することが大事です。

その2.それっぽいのダメ、絶対!

次に施策を作る上での留意点です。

大事なことはその施策に対して、どの程度の具体性をもって良しとするか。理想は行動に移せるレベルです。例えば”広告を使って集客する”としたときに、以下のような設定だと問題です。

  • Facebook広告を使い、集客全体のN%を獲得する
  • 新規顧客を営業代行会社を使ってN件にする
  • イベント参加を中心に、新卒をN名採用する

もしこのレベルの施策であるなら、これらは全部ダメです。
どういうことかというと、”それっぽい”から。

方針や方法、目標数自体の問題ではなく、計画に盛り込む施策の粒度としてこのままでは問題だということです。計画上の施策の良し悪しは、”今日が実行日だったとして、実行できるレベル”になっているかどうかです。

  • なんとなくできそうと思ったことは、どのような手順かを具体化しましょう
  • ボヤッとしてるけど、ある。では、その「あるもの」は、何がボヤッとしているのでしょうか?
  • 方針が決まっているのなら、それはいつやるべきでしょうか?
  • 過去できなかったものは、何があればできるようになるでしょうか?

そんなの無理!と思うかも知れませんが、先ほどの馬なりレベルはその域に達しているはずです。

では、馬なりのものと、無理!と思うものとの違いはなんでしょうか?おそらく馬なりは、経験したもので、無理と思うものは、未経験なものではないでしょうか。

だとすると、如何に早く経験をすべきかが大事だと見えてくるはずです。
そして、この点の理解ができると、計画とは何をすることなのかが見えてきます。

その3.わからない、見えない部分を明らかにする。

馬なりでできる部分、考えて具体化できたもの。その見えた割合は全体でどの程度でしょうか?6~7割でしょうか?一方それでも埋まらない”X”が明確になってきたら計画は現実味を帯びてきます。

わかることを明らかにする以上に、わからないものが”存在する”ということを認識することの方が、実ははるかに重要なのです。その不明確な”X”はなにがあればがわかるのか、見えるのか、を考えましょう。

それは、試してみなければわからないことなのか、知っている人がいれば埋まるのか、進まなければ検証できないのか。なにをすれば分かるのか、が明らかになったら、それ自体を計画に入れます。

つまり、”試してみなければわからない施策”であれば、なにをいつ、誰がやるのか、どう試すのか。を計画に入れるということです。それだけで、初動の早さが大きく変わります。

ここで気をつけたいのは、見えない、わからない部分に、”それっぽい施策”を埋めてしまうこと。これだけは絶対にやってはなりません。わからないから”何も入れない”、もしくは”それっぽいもの”を入れるとその時期に初動が遅れ、計画にビハインドを生み出してしまうからです。

その4.第三者が目をつぶってもイメージできるくらい。

多くの施策を一つ一つ整理して、具体化したらそれを第三者に話してみましょう。全くではないにしても、そこまで理解していない人が行動のイメージできたらそれは素晴らしい計画です。

一方、相変わらず抽象的だったり、それっぽいもので進めた場合は、おそらくイメージはできません。人はイメージできるものは再現できます。初動から迷わず行動するために、このタイミングの計画は想像以上に重要なのです。理想は、所作までイメージできる状態です!

その5.ここまでできたらあとはやるだけ。

ここまで来たら、あとはタスクに落とすだけです。

相当数のタスクが出来上がったと思います。最後に決めておきたいのはこれらの中でなにが一番効果的と思われるかです。あれこれ出来れば問題ないですが、多分リソースは限られていると思いますので、優先順位を決めましょう。その際に感覚でも良いので、なにが効果的だと思えるか。それらを決めてアクションリストを作りましょう。

施策実行のコツは、効果が高いと思われることからやることです。アクションリストができれば、あとはやるだけです。

未来なんかわかるわけないだろ!と思う気持ちはわかります。しかし繰り返しますが、経験することがその先を見通すことだとするなら、如何に早く経験するかが未来を切り開く鍵となるのです。
漠然としたものを明らかにする作業が、計画を立てることです。
旅行なら行き当たりバッタリも楽しいですが、事業計画はそうはいきません。計画を立てる当事者は船頭である管理者の仕事ですから、多くの人を率いる旅路をより良いものにするためにも、この生みの苦しみを楽しみましょう!
せっかくやるならです!!

まだまだコツはあるので、評判が良ければ書きたいと思います!

ということで、今回は以上です。