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力まず、恐れず、スピーディーに ベーシック社長ブログ

一番町にある株式会社ベーシックの社長ブログです。

僕が合議を良しとしない理由。

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僕は合議が嫌いです。

理由は、合議(相談、合意の上で決定)によって良い経験をしたことがないからです。
そんな経験から、今回は「合議制を良しとしない理由」を述べたいと思います。

合議の問題とは

そもそも人が集まり、合議の上で、多数決で物事を決めることはいくつかの点で問題があると思います。

1.責任の所在があいまい
よく言われる話なので、深くは言及しませんが、合議での決定はむしろ無責任な決め方です。

内心決めるのが怖いからとか、後からいろいろ言われたくないとか、そんな気持ちも見え隠れします。ここは勇気を持って決めていくべきで、もしあなたがリーダーならみんなはそれを待っているはずです。

2.参加者のレベルが違う
一人ひとりのバックボーンも違えば、持っている情報の量も違う。

そもそも人は自分の立場を優先して意見を言う生き物だから、そのレベルを合わせるのは至難の技です。理屈で言えば、立場、事実は分けて考え、あるべき姿に向かうべきです。とはいえ、これらは理屈の上で正しいだけで、多くの人は感情も立場も踏まえて考えて発言しています。(でも、それでいいと思います。)

3.どうしても結論は曖昧になる
銀行の統合後のネーミング、ことなかれ主義の政策など、世の中には玉虫色の結論が多くあります。合議は参加者の意見を尊重する傾向にあるため、どうしてもシャープな結論には行き着きません。その結果、なんの問題も解決しない方針が生み出されてしまいます。

誤解を恐れずにまとめて言うと、「合議とは、誰も責任を持たず、食い違った意見をまとめ、解決しない方針が生まれる。」ということだと思います。

一見すると民主的で素晴らしいですが、ほとんどの場合効果を出さずに終わってしまいます。

一人ひとり考えは違って当然、という前提で考える

「十人十色」そもそも人と人は違う生き物です。意見が違って当然です。なので、合議は理屈上正しいだけで、人のことを理解すればするだけうまくいくように思えません。

その上で言いたいことは、「違う」を最大限生かした取り組みをすべきということです。それはとても単純で、多くの意見を聞くことです。

ん、それは合議と違うのか?と思われますが、全く違います。僕の進めているやり方は意見を聞き、誰かが決断する行為です。

そのためには、

  • 情報が集まる場を作ること
  • フラットに意見を言いやすい状態を作ること(否定や叱責が無い)
  • 何が知りたいのか、何を思っているのかをこちらから先に伝えることです

リーダーは立場に関係なく、事実、思い、意見を聞けるように心がけることが大事です。

リーダーが合議を選ぶときには迷いがあるとき

もし、リーダーが合議で決めようと言いだしたら、それは迷いがあるときかもしれません。その合議でいくという判断は本当に必要ですか?それは責任を放棄した逃げかもしれません。

本気でチームを良くするしたければ、合議(大事な局面では特に)という選択はしないほうが得策です。物事をはっきりさせることは、ときには厳しい状態を生み出すこともあります。しかし、進むべきを示すのはリーダーの役割です。

一瞬の軋轢にひるむことなく、あるべき姿に向けて決断することがチームのためになるのです。

リーダーの役割は責任をもって決断をすること

最初に書きましたが、僕は合議制で良い答えにたどり着いた経験はほぼゼロです。逆に、議論を尽くしたうえで、決断して良い結果に結びついた経験は多くしてきました。

故に、なのだと思いますが、今はシャープでスピーディーなことを優先しているので、このスタイルがベストだと思っています。

みんなの意見を取り入れ、責任を持った決断をしていく。それがリーダーの大事な役割なのだと僕は考えます。