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力まず、恐れず、スピーディーに ベーシック社長ブログ

一番町にある株式会社ベーシックの社長ブログです。

その姿勢があれば、間違いなく成長できると感じたできごと。

マネジメント

成長できる人が持っている姿勢

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成長する上で、成功体験が重要というのは、多くの人が聞いたことあるのではないでしょうか。

今回は、弊社のある社員(S君)の話です。きっかけは、マネージャーから彼の成長が著しい、と聞いたところから始まりました。

徹底してお手本を真似る

もともと頑張ってはいるが、まだ期待のパフォーマンスまで至っていないと聞いていたので、S君の成長が著しいとはどういうこと?と尋ねたら、「自らを振り返り、自分のやり方を捨て、お手本となる同僚を真似ることで著しい結果を得ました。」と返ってきました。

事実と結果をお伝えすると、
<事実>

  • 入社して三ヶ月、異業種からの転職
  • チーム内で唯一達成できていなかった
  • 目標と結果に大きな乖離があった

<結果>

  • 目標を達成することが出来るようになった(しかもチーム1位)
  • お客様へのヒヤリング達成割合が大幅に向上

※実数は控えさせていただきます

なぜこの結果になったのか?とても知りたくなりました。

なぜできなかったことができるようになったのか?

余談ですが、ベーシックはベンチャーの中でも比較的教育に力を入れている組織だと思います。内容は、座学で理屈を学ぶことだけではなく、ビジネスをする上で必要な基礎を鍛えることもします。

その時使うのが守壊離という言葉です。

これは武道などで使われる教えですが、Wikipediaによると、

守:支援のもとに作業を遂行できる(半人前)。 ~ 自律的に作業を遂行できる(1人前)。
破:作業を分析し改善・改良できる(1.5人前)。
離:新たな知識(技術)を開発できる(創造者)。

守破離 - Wikipedia
で、特にベーシックでは「守」の部分を重視しています。

古臭そうに見えますが、この考えはとても大事にしています。

例えば、異業種からの転職者や新卒だと、そもそもの知識や経験もないわけで、その中で突然「離」の部分に取り掛かるのは無理があります。(社会人経験から多くを期待することは◯ですが、場合によっては人材を潰しかねません)

業界経験者や即戦力な人材であれば、問答無用で破、離でしょうが、そうではない場合は、型から入って学ぶほうが圧倒的に成長は早いので、この守破離の考え方を推進しています。

話を戻します。すぐさまS君本人に、「できなかったことができるようになった」その行為をまとめて欲しいと依頼しました。後日S君から届いたまとめの内容を読み、この経験はこの先においても彼を成長させる成功体験だと確信しました。

その内容をまとめると、

  • なぜできなかったのか?

一つは、仕事の仕方が”「自分なり」に終始していた”ということ。できていた社員との差は、この点にありました。つまり、忠実に型を反復していないことで、我流になってしまった。
我流=「自分なり」になっていた。

  • 彼は不まじめだったのか?

そんなことは一切なく、一生懸命やっていた。時間も、数も決して劣っていない、しかし結果は大きく違っていた。そこに焦燥を感じ、自信を失い悪循環になっていた。

  • 真似ることで、自分が失われる?

他者からの学びは自分が失われることのように感じていた。先行している社員がいるのにも関わらず、それらを受け入れていなかった。

しかし最後はすべてを受け入れた。その結果、彼はそこで諦めず、いままでの自分の取り組みすべてを捨てて、結果を出しているある社員から学び、話し方から、間のとり方まですべてを真似ていった。

結論は前述した<結果>のとおりですが、その結果は驚くほど早く訪れました。※この結果にはチームメンバーの存在が大きかったこともあります。

経験した人にしか手に入らないもの

今回この件をブログの題材に扱いたいと思った点は、この一点に集約しています。

「素直に受け入れてみる。」

この成功体験が、この先においても彼が成長できると確信を持った重要な点です。

ちなみにS君がまとめてくれた資料には”いかに自分を捨てるか”と書いてあります。自我があるからこそ、素直になれないわけだし、確かに問題の根っこはそこだと思う。

ただ、安心してほしいのはどんなに型があろうが、真似ようが、その人はその人であるということで、自分の中に”オリジナルは存在している”ということです。

決して教えてくれた人になるわけではなく、ただ進化した自分がそこにいるだけです。

最近パーソナルトレーナーが流行っていますが、これらと同じことだと思うんですよね。トレーニングを一人ですることは出来る、しかし、先人からの学びを取り入れたほうが、より効果的。スポーツのプロでも、コーチが必ずいるのと同義です。

ものごとを素直に受け入れ、その後で自分らしさを発揮するほうが理想に近い世界のはずです。それはいつでも誰でもできること、自分が決断さえすれば。

今回S君はその経験をしました。間違いなく、大きな経験を。

彼の今後が楽しみです。