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力まず、恐れず、スピーディーに ベーシック社長ブログ

一番町にある株式会社ベーシックの社長ブログです。

リモートワークを推奨しないに触発されまして

マネジメント 考えごと
こんにちは。
先日アナグラム阿部さんがアップされたブログに触発されまして、
便乗してリモートワークについて語りたいと思います。
 
アナグラムさんの何がいいって社としての考えをブレずに伝えたいという姿勢がいいですね。
まず私の考えとしては、”クリエイティブな仕事にリモートワークはまだ限界がある。”
社の方針としては、同じ場所で働くことを推奨とするです。
※ここでのリモートワークの定義は、場所を決めずに自由に働くスタイルのことです。
 
理由は僕らの仕事の多くがクリエイティブであり、それを実現するには出社型が向いているからです。
 
そしてもう一つ、働き方を考える上で忘れてならないのが
 
それが”社のビジョンを達成すること”につながるのか
あるべきを考え、その上で”達成に向けて効果の高い働き方は何か”です。
 
ビジョンと求める結果をセットで考えた結論なんです。
ですので、会社によって考えは違っていいはずです。
 
弊社では山形、宮崎、ベトナムがリモートオフィス(ワークではなく)です。
 
クラウドソーシングも活用しますし、外部ライターとも一緒に仕事をしています。
これはこれでうまくいってます。
 
その上での”出社型推奨”です。
 

クリエイティブな取り組みにおいてリモートワークは出社型に劣る。

 
「そんなことない。自分たちはそれを実現している」という方も多くいると思います。
ごもっともです。
既にお互いがわかりあえていて、明確なゴールがあればリモートワークは十分機能します。
 
ですが、本当に使いこなせる一部の人(スタイルがあり、スキルがあり、理想がある。)を除き、
多くの人々が実践するには難易度の高いスタイルだと思います。
 
僕が思うに、うまくいくには以下の様な条件が必要です。
 
・成果物が誰が見ても明確であること。
・その行為が誰でも理解(見える化)できること。
・厳密にルールが設定(言語化、定量化)されていること。
・ワークする人が経験豊富であること。(抽象的なものを理解、具現化できる)
・お互いのスタイルを尊重しあえていること。
 
つまり、ゴールが明確であるか、行為が明確であるか、参加者が経験豊であるかです。
これらが最低でも2つはみたされている必要があります。
 
しかし、この条件をみたすことが結構難しいと思うのです。
 
頭にある言語化できないそれらを多少強引にでも定義付け、条件をみたすことは可能ですが
往々にしてコレジャナイの状態です。
 
そもそも人って勝手なイメージを持っているものですよね。
例えば、青と聞いて皆さんはどのようなイメージを持つでしょうか。
 
・海のような鮮やかな青なのか。
・古風な紺色に近い青なのか。
・いわゆる色鉛筆の青なのか。
・信号の青なのか。
 
誰もが親しんだ青であっても、正に十人十色ではないでしょうか。
 
比較的わかりやすいのであっても、簡単に誤解が生まれる人のイメージの中でそれらがネットやツールの発達のみで埋まるとは思えません。
そして、残念ながらクリエイティブな仕事は大半が明確になっていないことばかりです。
 
クラウド系のお仕事が比較的手離れの良い、シンプルなお仕事に落ち着いているのも合点がいきます。
 

僕らの仕事はクリエイティブなことばかり。

 
クリエイティブな仕事ってなんでしょうか。
 
僕は一つの定義は”ルールを作っている過程があるもの”はクリエイティブな仕事だと思っています。
 
では、利用するものや、場所、人でそれが固定化するのかといえばそうではありません。
 
例えば、レゴを使ってマニュアル通りに何かを作るのはクリエイティブではないでしょう。
一方、レゴを使って、まだ見ぬ何か作ることはクリエイティブです。
 
同じものを使い、同じ人が取り組んだとしても、目的が変わればそれはどちらでもあります。
そして、弊社内にはどちらの仕事も存在しています。
 
ルールが明確になっているもの。そうでないもの。
 
僕が社員に期待するのは、”曖昧なところからルールを作ること”です。
完全にルーチン化されたものは、アルバイトの方々にお願いする方向で進めています。
 
社員にやってもらうこと(もらいたいこと)は、一通りやったことを言語化し、体系化し、見える化することです。
そして次のステップに進んでもらうこと。
これは単に役職者になるとか、管理者になるとかのポジションの話ではなく、自分の取り組みを
形にできる人材になることが、彼らのキャリアを作る上では重要です。
 
話が逸れたので戻りますが、これらクリエイティブな仕事の先にリモートワークが存在することが理想です。
  

近いほうがコミュニケーションはうまくいく。

 
弊社は複数のリモートオフィスを持っています。(前述の山形、宮崎、ベトナム)
そこの彼らは定期的に本社に来たり、時には僕らが行ったりしてコミュニケーションしています。
彼らが来る意味は何かと考えれば、関係を深めるためであり、成果物の完成度を高めるためです。
 
 
色々食い違いがあったけど、会ってみたらなんてことなかったという経験は多くの人がしているはずです。
目の前にいることで伝わる空気感、テキストでは伝えきれないコンテキストが埋まる。
場所を共有することは百聞は一見にしかずで、多くのことを伝えています。
 
Face to Faceのコミュニケーションはお互い関係を深め、成果物の完成度を上げる効果があると思います。
 
 

こだわりたいもう一つの理由

ここに難しい理由はなく、一緒に喜びたい。
なるべく近く、なるべく多くの仲間と共感したい。それだけです。
 
どうしても距離があると、物理的な物以外の距離も離れてしまうと思うのです。
チームワーク、コミュニケーションに重点を置き、互いにモチベーションを高めあえれば最高です。
 
もちろんここはリモートワークでも得られますが。
温度感の差ですね。
 
 

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結局

現段階において、弊社のメインの仕事がリモートワークにはなりそうもありません。
理由はこれまで述べてきたとおりで、ビジョンの達成、キャリア、モチベーション、思いを考えての結論です。
 
多くの企業がリモートワークに移行しているニュースを見かける機会も増えました。
それが競争力にも影響しそうですが、弊社は弊社なりの考えが有ってそれを推奨しません。(社員が期待してたらゴメンなさい。)
まだ今は出社型のスタイルで、温度感を共有し、共感力が高まる環境がベストです。
 
自分たちに適した選択をして結果と笑顔を手に入れられるならそれが最高です。
 
ということで、現段階の弊社の考えをお伝えしました。
 
最後に、
阿部さん
整理する機会を頂き、ありがとうございます!