最近社内で話題の記事がありまして、社員とやりとりする機会があり、
変化に対応することについて考えてみました。
きっかけはGoogleが発表したモバイルフレンドリー。
オフィシャルの情報もそうですが、モバイルフレンドリーを理解する上でとてもわかりやすい良い記事だと思います。
ちなみにGoogleが4月21日にモバイルフレンドリーの要素を検索結果に反映させるっってご存知ですか?
この記事の中で語られていることは、今起こっている変化の一部。
氷山の一角となりますが、わかりやすい事象でもあります。
当たり前でしょと思いそうですが、これ結構いますよ。対応していない方々。
詳しくは記事にありますが、突然起こる変化にいかに対応していくか、
ブログの主さんは気づいてから迅速な対応を行ったことで、事なきを得ていますが、例えばこの件でどれくらいの方々が実際に対応できるのかと考えてしまいました。
(ご本人は遅かったとおっしゃていますが、間に合ってよかったです)
人って今までやってきたことにどうしても固執してしまう。
そして、可能ならばやり過ごしたい、先送りしたいというのが本音ではないでしょうか。
基本過去に縛られた生き物だと思うので仕方ないにしても、それにしてもこの変化が著しい中においてそれはとんでもないジレンマだったりします。
僕ら業界にいる者でさえ、反応が遅れることしばしば。
PC世代からすると、SPで全てが済むとか。
サーチ世代からすると、そもそも検索しないとか。
コンソールからソーシャルゲームになったりとか。
ブラウザゲームからネイティブにとか。
アドテク、3Dプリンタ、IoTと正直全ては理解不能。
Googleがソーシャル対応を見誤ったり、FBがモバイル対応に出遅れたり。
枚挙にいとまはないわけです。
また、とにかくなんでも手を出せば良いわけではないわけで、先行して行っても必ずしもそれらがメインストリームになるわけでは無いのがややこしい。
そして、運営する会社組織とはある行為を最適化するために存在するわけであり、つまり変化にはめっぽう弱いんですよね。
一方で変化に柔軟な状態な形態となると、実現力が著しく落ちてしまう。
中途半端な状態といえます。
このスピード感で両輪を揃えるのは並大抵ではない。
特に内のようにまだ所帯が小さければ尚更です。
あ、話がそれてしまったので、組織については別の機会にします。
すぐに捨てれるくらいが丁度いい。
書けば簡単なことですが、実際には簡単なことではないんですよね。
今まで親しんだ文化や行為を捨てることって。ただ、経験の蓄積は大事です。
なんだかんだで、このエントリーもPCで書いてますし。
ただ、思うことはもはやPCは業務用であり、パーソナルなのはスマホだなということ。
必要ないですもんね、個人の利用にPCって。
昔のようにカスタマイズしなくないですか?
この待ったなしの状況に、昔がなんだ、キーボード使えてなんぼだなんて話はナンセンス。
そもそも使うかもわからないですし。この先。
なので、執着、固執は不必要。
立ち止まるくらいなら前のめりくらいが丁度良いんだと思います。
拒む前に触れる、見てみる、参加してみる。
その上で考えて、思い切って捨てる。
心構えとして、それくらいが丁度いいと思います。
でも疲れる。こともある。
変化が多い分、刺激もありますが、同じくらい疲れることもあると思います。
まあ、それが普通なんじゃないでしょうか、人としては。
でもそれを凌駕するだけの発見や出会い、喜びがあります。
この業界には。
だからやり続けてしまうんですよね。
誰得なのこのスピード!という時代において、楽にやっていくこと。
それは、気楽に捨てられることではないでしょうか。
それが良い結果を産んだりするので、
やはり、力まず、恐れず、スピーディーが大事だとそんな風に思っております。