こんにちは。
週末5年半働いてくれたメンバーが卒業しました。
立派なマーケターとなっての卒業です。
当初はお世辞にもできる方ではなかったと思いますが、変わるものだなと思う訳です。
相当厳しく教え込んだので、よくぞ頑張ったなと。彼女の努力の賜物ですね。
振り返りの話をしている際に、彼女が
「社内で教わったことの破壊力が半端ない」というのです。
今では当たり前と思えるようなことも、外部に伝えてみて高い評価を受けた事に本人も非常に驚いたとのこと。
そんな話を聞くと、気持ちは複雑ですがよく学んでくれたなと思う訳です。
そもそもこんな話を外部にするのがどうかもとも思いますが、
退職の理由も改めて聞いて、納得の結果でした。
常日頃伝えていた事は常にユーザーに寄り添う事。
それを頑張って頑張っているうちに、本当の意味でその対象になり得ない自分に気付いたということでした。
むしろ、学んだマーケティング力を活かして、
「自らがペルソナになり得る、素直に寄り添える領域に進みたいと思った」というのが理由。
それは先ほどの面接の話にリンクします。
最終日ギリギリまで仕事をして、成果物を見た時に正直心が震えました。
お世辞抜きに素晴らしい内容だったからです。
ミーティング時でのやり取りでもそれは随所に出ていました。
以前はチグハグだった話や、感覚での発言が多かった彼女が、理路整然として話が分かりやすい。先々を考慮した内容で、必要と思われる情報の整理等。
そして今タイミングを見計らったように、
共に立ち上げた事業は大きく花開こうとしています。
何をしても反応の無かった頃が今では嘘のような状況。
嬉しい限りです。(もちろんチームの成果ですが)
余りに多くの事を学びましたという言葉は有り難いと思うとともに、
今後何をすべきかを示唆してくれました。
大事な事は「何を学び得たか」と言えるかどうか。
その為に必要なことは、やりきる事とだと思う。
当たり前の事だがそうだと思う。
このブログは退職する彼女に対してのエールと共に、
残されたメンバーに対しての決意表明でもあります。
同じ時間をともにする以上、
『これを学びこれができる」と言えるくらいの経験をさせたい。
その上で、可能な限り長く一緒に時間を過ごしたい。
5年半おつかれさまでした。
そしてこれからもよろしく。