先週末、毎年恒例の社員総会を行いました。
年に一度の行事ということで、立派な場所を借り切って開催します。
今回は芝浦にあるインターコンチネンタルホテル。
いつもはラフな格好の我々も正装で臨む大事な会です。
諸々の進行は人事担当の新田のエントリーに詳しいので譲るとして、僕の方では
今期これから我々がどの領域に進もうとしているのかをお伝えしたいと思います。
まず我々がこれまで取り組んできたことを整理すると大きく分けて2つあります。
①事業創造(問題解決)する人材の育成
②ウェブマーケティングを中心としたメディア、アプリ事業 です。
これまで我々は多くの事業を立ち上げてきました。
恐らく大なり小なり合わせて数十になると思います。
バイアウトしたり、終了させたりもありました。
事業単位で考えると遠心力が働き、外に広がる組織の動きをまとめるためにも改めて”我々は何者かを”定義することで結束を高めることを目的としています。
多種多様に見える事業も基本的には同じ考え方に基づいて営まれています。
特には比較サイトやECサイト、マーケティングメディア等はその考えが色濃く反映されています。
我々は何者なのか。何をすべき集団なのか。
「ウェブマーケティングカンパニー」
と再定義しました。
我々は何をすべき集団なのか、
「ウェブマーケティングの大衆化」
をミッションと定義しています。
では、ウェブマーケティングの大衆化の先に何があるのでしょう?
それは「消費者と事業者の最良のマッチング」です。
最良のマッチングとは
この「最良のマッチング」について、少し話をさせて頂きますと。
例えば、探し物をしている際に目的にマッチした内容に巡り会わない経験は誰しもあると思います。
これらは単にSEO施策の実施の有無というわけでありません。(手段として必須ですが)それよりもウェブマーケティングを体系立てて理解していないことによる、首尾一貫しない活動。”出会うべき相手(誰)”を定義していないことが問題だと思っています。
企業がそれらを知る機会は、代理店営業マンや、書籍、ウェブサイトもあると思いますが、ほとんどは部分最適された情報ばかりです。
なかなか体系立てて理解することが難しい状況です。
僕らのウェブマーケティングの定義は
”対象となる相手の問題をウェブという手段を用いて解決し、関係を築くこと”
であり、その相手は誰かを定義することから始まります。
問題解決の軸は、”誰の” ”何を” ”どのように”行うか、です。
その相手が定義されなければ、「何」も「どのように」も決まってこないのです。
意外と思われるかも知れませんが、多く散見される事象です。
その「誰」が決まらないなかでむやみやたらに手を出したところで、誰の問題も解決には向かわず、消費者、事業者双方にとっての「最良のマッチング」は生まれるはずないのです。
この問題に我々は向き合いたいと考えているのです。
加えて、スマートフォンの普及とともに消費者の消費行動は劇変しているなかで
ウェブマーケティングという活動は企業にとって重要な取組だと考えます。
この先で考えるなら経理や営業と同等です。
※ウェブマーケティングについては、次回以降詳しく触れたいと思います。
僕らが10年以上取り組んできたことは最良のマッチングの創出です。
これらの取組を支えてきたのがウェブマーケティング力。
この強みを対外的に発信し、ウェブマーケティングの大衆化を目指して
取り組んで行きたいと思います。
「ウェブマーケティングの大衆化」を実現する為に
①実践の自社メディア
②オウンドメディアのFerret
③ソリューションのHomeup!
④アプリマーケティングのFullsail
の4つのリソースを活かしきる。
全社員一枚岩となり必ずやミッションを達成させたいと思います。
総会と言いつつも完全にミッションについての話となりましたが、思い等は以前のエントリーに記載した通り変わりはありません。
ここにいる社員と一枚岩になり、大きな問題に向かうこと自体がとても貴重な体験。
その過程は、一切の妥協無しに取り組み、決めたことはシンプルにやるそれだけだと思います。
改めて我々のミッションは決まりました。
ウェブマーケティングのベーシック。
ウェブマーケティングの大衆化。
その先の最良のマッチング。
どうぞ、宜しくお願い致します。